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ハワイがアメリカの州になった1959年。 地元新聞である「ホノルル・アドバタイザー」紙は、 6月23日付で「Hawaiian Statehood」という 300ページにもおよぶ大特集を組みました。 それをハードカバーで装丁したスペシャル・エディションを 数年前のハワイ・コレクターズショーでラッキーにも入手。 一日分の新聞なのに厚みは、20ミリはあるでしょうか。 今日は、その貴重な逸品を紹介です。 (単なる自慢じゃないの?と突っ込みが入りそうですが、 かまわず書かせていただきます。) まずは、カバーです。布張りに文字は型押し。 何だか品のある装丁ですね。 最初の扉、1ページ目です。 カメハメハ大王と自由の女神像の間に ハワイ州のシンボルをレイアウト。 たぶん、制作には数ヶ月を費やしたであろう セクションⅠから始まって、セクションⅩⅡまで、 ボリュームたっぷりの特集。 ハワイの歴史からはじまり、 産業、観光、健康、ファッション、ネイバー、 それぞれの現状と未来にフォーカスした内容は、 さすが新聞社ならではの真摯で丁寧な取り組み方。 日本語を読むように、さらっと英字新聞が読めたならと、 こんな時だけ、そんな自分を悔やみます。責めます。 中面は、こんな感じです。 やはり50年代までは、 写真よりもイラストを使った広告のほうが多いですね。 で、最後のページ。(え!もう終わり?) 締めは、やはりこれですか。 通称「HECO=ヘコ」とロコが呼ぶハワイの電力会社の広告。 レイを持ったレディ・キロワットが可愛い! もっともっと紹介したいのですが、 どのページも好きで絞り込めず、ごめんなさい。 でも、こういった紙ものって 保存・保管が意外と大変なんですね。 (根が不精なもんで余計に。) 湿気はもちろん、陽に当たらないようにしたりと。 何だか手に入れた当初よりも、 ずいぶんと傷んできているような………。 大事にしようっと。 パラダイス・プリンティングへは、こちらからどうぞ。
by paradiseprinting
| 2009-08-29 23:53
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